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 ♪ 鹿児島 太平 ♪

Author: ♪ 鹿児島 太平 ♪
  ☆・・・★・・・☆・・・★・・・☆  卒業後中間点京都で会っていた友。何かに誘われるように、それがとても貴重であった。それぞれ仕事と家庭と忙しなく会えぬ時も長かった。その後、友は千キロ先の南の地に下った。が、運よく、出張、研修が二人の距離をまた縮めた。「やーTooru」(^0^)  「よー太平」(^_^)



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∞ 朋友コミュニケ (^Q^)
鹿児島と江戸下町に住む朋友とその仲間たちの記録 (若い奴よりもギラギラ耀いて、金持ちよりも優雅に、躓き後悔多々あれど、友よ、仲間たちよ、「萌え」・・♭・・♯・・ろ!)
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「優しい時間」
 「昭和四十九年六月十七日のことである。・・・敗北。決して敗南と云わない。敗れたら走るのは北に向かってである。」
 シナリオライターとして売れ出し地位を確保していた倉本聰は、魑魅魍魎のテレビ界で挫折し、心身脆弱の危機に北に向かったという。

 「どうしてこの時期発作的に北海道へ飛ぶことを選んだのか、その理由は未だもってよく判らない。」 と『愚者の旅』で記している。
(2002年1月初版 理論社)

 転職、鬱病から来る喪失感に自殺も考えていたようであるが、北の大地札幌で過ごしたことがその後の倉本氏に『受信(…利害のない市井の人々から様々なものを毎日受信)』することの大切さを味あわせたようで、「前略おふくろ様」「北の国から」「優しい時間」等の(本人自らがいうすばらしい仕事の)創作に繋がった。

 『愚者の旅』には、同時代に生きたキャストのことが書かれているが、その中でも田中絹代に対する愛情は実母の面影を宿していて、読んでいてジーンと来るものがある。

 私の昭和五十二年の年は、学士に飽き足らず今少し学問らしきものを志していた時期であった。それなりに忙しい日々であったが、『前略…』は欠かさず毎週見ていた。最終回の「おふくろ様」の葬式の場面は、実在の田中絹代の死とダブり、なぜか他人事のような気がしなかった。そのことは、今でも鮮明に覚えている。

昭和52年3月18日 『前略』第22話放映「母の死の知らせが来る」
昭和52年3月21日 田中絹代死去。
昭和52年3月22日 倉本氏、羽田から鎌倉の田中宅へ直行。
昭和52年3月24日 自宅で密葬。
昭和52年3月25日 第23話「蔵王の雪の中を行くおふくろ様の葬儀」         
             黒いリボンの額縁の中に、…明るい笑顔で、己れの役をまだ演じていた。

 「まず田中さんが、世話をする人もなく一人で住んでいたと訊いて驚いて。…古びたテレビが一台あったが、驚いたことにそれは白黒テレビだった。…老優隼信吉さんが、『…ここにいたんだよ。こたつにあたって…電気も付けずにさ、…天下の田中絹代がですよ!頭抱えて座ってるんですよ!』 僕は呆然と立ちつくしていた。」

 昨年の秋卒業生のOBコンペは第34回目を迎えた。第5回大会は、日本プロゴルフ選手権等が開催された井上誠一設計の名コース烏山城CCでの開催であった。後輩YOKOの横浜青年商工会議所の知り合いがオーナーということもあって、前夜離れのコテージをあてがわれた。これがなかなかで、内湯になっている檜の大風呂があって、ゆったり浸かった後の宴が深夜まで続いた。大声で騒ごうとクレームのこない快適なところであった。
 その完成度の高い大きなゴルフ場の中に不釣合いな建物が一つ放置されていた。それは閉店したまま残されていた鉄板焼きの店、いや、店というよりハウスだった。
 後日その建物の二階が「田中絹代記念館」になったことを新聞で知った。昭和52年からも随分と年月が経ったが、新聞の記事を読んでからも光陰矢のごとしの時間が流れている。烏山城CCは14年に民事再生法の適用を受け再生したと聞いたが、田中絹代記念館はまだあるのだろうか?檜の風呂に入り、燃え尽きるように輝いていた老女優の若かりし時の写真を「優しい時間」を感じながらゆっくり味わいたくもあるが、その内と言っている間に時代は中島みゆきの歌ではないが廻ってしまうのだろうか。
 さて、木曜日10時は、そんなことを思いながらテレビのスイッチを入れるか。  ☆・・・ 太平
 
 
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テーマ:懐かしのドラマ - ジャンル:テレビ・ラジオ

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